[WBS:ワールドビジネスサテライト] 2025/6/26 放送分:HAPS

①.夏長期化への対策

  〇 オンワード樫山では夏門商品の販売期間が
    4月中旬から10月末までに変更

   ・冬季も遅れる冬を意識して12月~2月として定義

   ・夏物商品の生産量は去年の1.6倍

   ・全体の4割を「シーズンレス商品」として
    夏物以外の需要にも応えている

  〇 ワークマンは冷感機能で勝負
   ・-10℃機能を持つ素材の服を売り出し好調

  〇 サンコーはビジネスチャンスとして新商品を投入
   ・ファンブレラPOLE (6480円)
    → 送付機機能を持つ傘

    → 販売2カ月で4300台を販売


②.空飛ぶ基地局

  〇 ソフトバンクはHAPS方式を利用
   ・巨大飛行体を成層圏まで飛行させ基地局とする方式
    → 飛行体はアメリカで航空宇宙部品を扱うスカイ社が開発

   ・半径200kmまで通信をカバーできる

   ・来年から試験的に運用を開始し2027年以降に本格運用予定

  〇 NTTドコモもHAPSを利用
   ・無人機とスマートフォンとの通信に成功
    →2026年の商用化を目指す

  〇 楽天モバイルは衛星とスマートフォンとの直接通信しビデオ通話が成功
   

  〇 KDDI
   ・高度約550キロの衛星を利用したスペースX社の
    「スターリンク」を開始

   ・国内で初めて衛星とスマートフォンが直接通信するサービスを開始
    → メッセージやチャットなどが利用できる


③.国交省が「置き配」の標準化を検討開始

  〇 宅配便の標準ルールに「置き配」を加える議論の初会合
   
  〇 今年の秋までに方向性を示す
   

④.AIエージェントの活用

  〇 JINS AI
   ・顧客にあった眼鏡を店員に代わり提案を行ってくれる商品

   ・現在10店舗で導入

  〇 生成AIとAIエージェントの違い
   ・生成AI:受動的にアウトプットを出力

   ・AIエージェント:能動的に自分で考える”相棒”

  〇 AIエージェント普及により仕事が減ると言われる職種
   ・製造現場

   ・接客、販売

   ・事務補助

   ・フードサービス


⑤.新3D映像の撮影装置 (トレたま)

  〇 ヒロホールディングスが開発
   
  〇 120台の一眼レフカメラが付いた全身スキャン装置
   ・AIが解析し3Dデータ化

   ・動きをもつ3Dの作成もAIが担う

  〇 文化財の保管など連携する開発、研究機関に
    技術情報を公開し技術を高め合っていきたい


⑥.北朝鮮でビーチリゾートが開業

  〇 7月1日から開業
   
  〇 開業時は国内旅行社のみを対象
   
  〇 宿泊施設は「海外からの来賓」の訪問も想定している
   

⑦.ルネサス 経営目標達成時期の延期を発表

  〇 2030年の売上高200億ドル超えとする目標を5年延期と発表
   

⑧.エータイがグロース市場に上場

  〇 永代供養付きの墓サービスを提供
   ・個別 1人55万円~

   ・合祀 1人11万円~



■本日出演者の皆様
  テレ東:竹﨑 由佳/豊島 晋作/志水 保友/佐藤 アサト/安達 洋之
      嶺 百花
    
    
  解説員:藤沢 久美
    
    
報道内紹介:オンワード樫山/ワークマン/サンコー/JINS/エータイ
      SOMPOインスティチュート・プラス/ヒロホールディングス
      アマゾン ウェブ サービス ジャパン
    
    
    
番組制作関係者の皆様、本日も良質な情報ありがとうございました。

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