[WBS:ワールドビジネスサテライト] 2024/9/24 放送分:ウォーターアリンテック

①.米国でトヨタなどに集団訴訟

  〇 訴訟対象は「トヨタ自動車」 「豊田自動織機」
   
  〇 カルフォルニア州の連邦地裁へ訴訟提起
   
  〇 訴訟は造園、食品会社など3社
   ・豊田自動織機のフォークリフトを購入

   ・フォークリフトの不備、法令違反を理由に
    損害賠償、購入費全額の返金を要求

  〇 リスク
   ・今後、同様の顧客から訴訟を提起される可能性がある


②.中国 大規模金融緩和を発表

  〇 中国人民銀行 7日物短期金利
   ・1.7% → 1.5%

  〇 中国人民銀行 預金準備率
   ・0.5%減 (1兆元のしきんが市場に供給)


③.PFAS 特集

  〇 ウォーターアリンテックの泡による有害物質除去に注目
   ・薬剤を投入し汚染水と混ぜ合わせる

   ・混ぜ合わせた液体に加圧と減圧を繰り返し微細な泡を生成
    → 加圧浮上分離装置 (0.3~1ナノメートルの泡を作ることが可能)

   ・生成した微細な泡にPFASを含む有害物質が吸着し浮上してくるため
    浮上した泡を回収し有害物質の除去を行うことが可能

   ・処理水のPFAS除去率は96.5% (第三者試験機関の結果)

   ・ウォーターアリンテックの親会社であるAホールディングスと
    静岡市は連携協定を締結

   ・数年後に数百億円の利益を見込んでいる

  〇 自衛隊や米軍などの施設で使用された泡消火剤が原因で
    土壌や地下水に長期間PFASが蓄積している事例も

  〇 各国のPFAS基準値と規制
   
   ・日本
    → 50ナノグラム / 1リットル以下 (強化を検討)

   ・アメリカ
    → 4ナノグラム / 1リットル以下

   ・EU
    → 25年にも新規制
      ■生産 販売 使用禁止
      ■代替物質開発中は猶予5年

  〇 PFASフリーに向けた企業の動き
   
   ・三菱ケミカル
    → スマホ筐体向けの燃えにくい樹脂を開発

   ・クレハ
    → 分解技術を持つベンチャー企業に出資

   ・東レ
    → 半導体用の新フィルムを開発


④.西武ホールディングスが行う所沢 再開発の狙い

  〇 エミテラス所沢がオープン
   ・象徴する施設は「TOKOROZAWA e-CUBE」

   ・元々は2000年まで西武鉄道の所沢車両工場だった場所を開発

  〇 所沢がベッドタウンから目的地への変化を狙う
   



■本日出演者の皆様
  テレ東:相内 優香/豊島 晋作/田中 瞳/村上 航大/熊崎 友香
    
    
    
  解説員:原田 亮介
    
    
報道内紹介:東町法律事務所/三陽商会/たつみチェーン豊洲店/エバラ食品工業
      中東調査会/大和証券/静岡市 市長/ウォーターアリンテック
      岡山市議会 議長/西武リアルティソリューションズ
      西武ホールディングス
    
    
番組制作関係者の皆様、本日も良質な情報ありがとうございました。

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