[WBS:ワールドビジネスサテライト] 2025/8/4 放送分:にごり酢

①.最低賃金の全国平均 最高値を更新

  〇 最低時給は63円アップの1118円へ
   ・全国で1000円超え

  〇 最低時給引き上げ額としては過去最高
   

②.特定技能 技能実習者の各国から受け入れ人数

  〇 ベトナム 34万5619人
   
  〇 インドネシア 15万4292人
   
  〇 ミャンマー 6万3192人
   
  〇 インド 1427人
   

③.SOMPOケアがインド人材の登用を開始

  〇 インド人材が日本の労働市場を選ぶ理由は賃金だけではなく
    「安心、国の人、仕事の生活など」トータルで判断している

  〇 年間40人~60人規模で受け入れを予定
   

④.ワタミグループは南アジアで外国人材獲得策

  〇 バングラデッシュ政府と連携しバングラデシュの研修施設で
    研修プログラムを提供
   ・年間で約3000人を日本へ送り出す目標


⑤.注目の発酵食品 にごり酢

  〇 発酵時に必要な酢酸菌をろ過せずに残した酢
   
  〇 酢酸菌には免疫機能を整えたりアレルギー症状を
    抑えたりする効果が期待されている

  〇 にごり酢 復活の仕掛け人は「キューピー」
   
  〇 キューピーは3つの独自技術を組み合わせ
    従来の100倍となる量の酢酸菌を培養することに成功

  〇 キューピー「免疫ケア にごり酢」は
    今年1月に発売するも一時品薄状態

  〇 キューピーは2030年までに酢酸菌を含む商品で
    売上高100億円を目指す


⑥.農産物の輸出額上半期として過去最高

  〇 1-6月期 8097億円 (前年比+15.5%)
   
  〇 国別
   ・1位 アメリカ 1410億円 (前年比+22%)

   ・2位 香港

   ・3位 中国


⑦.大企業の国内設備投資額

  〇 日本政策投資銀行発表
   ・前年度実績比+14.3%
    → 22兆7130億円の見通し

  〇 製造業でEVや脱炭素関連の投資が増加する見通し
   

⑧.米中対立で中国ビジネスに商機

  〇 大田農園
   ・中国で東京ドーム200個分の広さの田畑を利用し
    コメなどを栽培している

   ・大規模な投資によりスマート農業化を行っている

   ・生産性向上にヤンマー製の農機を利用
    → コンバインなど50台以上を保有

    → 一般的な中国メーカーより最大3割ほど早く収穫が可能

    → 故障した場合でも8時間ほどで修理に
      かけつけるサービスも展開

    → 最新の農機導入に中国政府から最大35%の補助金が支給

   ・中国政府が食料自給率アップを図っている


⑨.ヤンマーの中国戦略

  〇 中国向けの農機は大規模農業に適し、
    一度に大量の作物を刈り取ることができるように改良

  〇 中国向け農機をインドにも出荷している
   ・中国で生産される農機の約3割を
    インド、ブラジル、東南アジアなどに輸出


⑩.ざっくり40%増量作戦

  〇 明日からファミリーマートが行う価格据え置きの
    増量キャンペーン

  〇 ロースかつカレーが目玉商品
   
  〇 女性向けにも強化が行われている
   

⑪.三菱商事 4-6月期決算

  〇 純利益 前年比43%減
   ・豪で展開する原料炭事業で市況価格の下落が影響

  〇 通期 前年比 26%減予想
   

⑫.ANA NCAを完全子会社化

  〇 成田空港で記念し歓迎式典が行われた
   
  〇 子会社化によりANA HDの国際貨物の取扱高は
    世界で14番目の規模へ



■本日出演者の皆様
  テレ東:田中 瞳/志水 保友/長部 稀/山崎 岳彦/坂井田 淳
      佐竹 海莉
    
    
  解説員:山川 龍雄
    
    
報道内紹介:みずほ証券/SOMPOケア/ワタミエージェント/キューピー
      薬剤師・漢方カウンセラー/ヤンマーアグリ/ファミリーマート
    
    
    
番組制作関係者の皆様、本日も良質な情報ありがとうございました。

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